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霞が立つ山の合間、回廊が延びる長楽寺の境内は奈良と重なる雄大な眺め。圧巻は黄金色に輝く三体の大仏。中国人仏師のべ2万人が3年かけて作り上げた楠の寄せ木造りで、張り巡らした金箔はなんと132万枚! まわりの壁面には、一体一体違う806体もの石仏が祀られ厳かなムードを高める。日本で2番目の高さを誇る、高さ70mの五重塔にも時間があればぜひ上って。階段は少し手強いものの、だんだんと景色が開け見晴らしが良くなっていく達成感がうれしい。最上階は山の澄んだ空気と静けさに満ち、しばし自分と向き合えるいい時間になる。 |
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