湯村は春来川が流れる谷間の温泉街。あちこちから湯けむりが立ち上り、昔は川にあふれ出したお湯で野菜をゆがいたり、洗濯をしたりしていたとか。映画にもなった「夢千代日記」は、湯村温泉の芸者が主人公。河原にはロケにやって来た有名人の手形が並び、見て歩くのも一興。由緒正しい温泉で、体の芯からぽかぽか暖まるのを楽しみに、地元産の十割そばや、めずらしい黄金の大仏など、話題の名所を巡って。