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エントランスを入ってすぐに目の前に広がる、鮮やかな緑の屏風。日常から眼がリセットされ、名画の美しさを存分に味わえる気持ちになります。鑑賞者を出迎えてくれる手入れの行き届いたお庭は、事業家・大谷竹次郎の元邸宅だったこの美術館のおもてなし。72年の開館当時は靴を脱いで入館するユニークなものでした。閑静な住宅街に溶け込む佇まい、回遊できる広いお庭に2棟残る蔵。お屋敷の名残を感じさせるゆとりは、改築された今も随所に感じられます。フランスの風景画や阪神間の画家など、所蔵作品がさまざまな切り口で展示されていますが、その豊かなコレクションからは、美を愛した名士のまなざしを感じることが出来ます。庭を望むカフェでは、テラスに出て読書が気持ちいい。 |
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