ネッツトヨタ兵庫が毎月発行しているフリーペーパーFONTE。ここでは、FONTEで取り上げる、兵庫にまつわる様々な特集の一部をご紹介します! 今回のテーマは“水をもとめて。” |
||
世界的にも質が良くおいしいとされる日本の水。なかでも神戸の水は赤道を越えても |
腐ることがなくおいしいとして、世界中から来た船乗り達に愛されました。そして現在、ヨーロッパでは世界一高い水として売られているそう。あまり意識したことはないけれどHYOGOの水ってそんなにおいしいの?ということで今回はHYOGOの水を求めて東奔西走! |
兵庫は、湧き水の宝庫。そこでどこのお水がおいしいか、料理のプロの方々にテイスティングしていただきました!ここでは、各々のおすすめのお水をご紹介。詳しくはフリーペーパーでチェックして! |
|
六甲山系を水源に西宮市の海岸から約1キロの場所にある浅井戸から湧き出る、日本名水百選のひとつ宮水は、お酒造りに欠かせない貴重な水。その宮水の魅力について、白鹿の研究開発室長、内山博文さんに伺ってみた。 「宮水は日本酒にとって奇跡の水と言われています。日本でも稀な硬水ですが、鉄分が少なく、リンやカルシウム、カリウムを豊富に含んでいるので、酵母の増殖や発酵にとても適している。まさに酒の仕込み水としてこれ以上の水はないというほどの水です。」 |
「残念ながら、この宮水は一般の人は飲むことも買うことも出来ないんです。貴重な資源としてお酒仕込み用のみの水として守られているんですね。たとえば宮水の井戸の深さは3~5メートルと比較的浅いので、水脈を傷つけないために厳しい建築基準法が設けられています。また宮水の流れは数メートル離れただけで数値が変わったりして、読みきれないところがあります。そういうところも神秘の水といわれる由縁でしょうね。」 お水博士ともいえる内山さんに兵庫の水でほかにおすすめを教えてもらった。 「飲み水として私が個人的に好きなのは布引の水と千種の天然水。布引の水は“コウベ・ウォーター”として有名です。千種の水はラドンを多く含んでいて、まろやかで美味しいですよ。」 |