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世界遺産・姫路城を借景にした、広さ約10000坪の庭。武家屋敷跡らしく白壁の築地塀や屋敷門があり、江戸時代にタイムスリップしたよう。庭は9つあり、それぞれ趣が違うのもおもしろい。「今日はどのお庭で楽しもうかしら?」とお姫様気分で散歩しながら、池、樹木、茶室、花、と日本庭園の美の要素を、じっくりと観賞してみたい。茶室ではお抹茶とお菓子を、池を望む「活水軒」ではお食事も頂けるから、一日たっぷりと情緒に浸れます。
姫路市本町68 TEL 079・289・4120 9時〜17時 (入園は〜16時30分、4月末から8月末までは1時間延長) 一般300円、小中学生150円 |
英国人ガーデンデザイナーが手がけたイングリッシュガーデンは、貴族の館を思わせる瀟洒な眺め。生垣や石壁をめぐらせたガーデンルームなど、自然を生かし生態系を基本にしたナチュラルな庭に、春は球根花やバラ、初夏は睡蓮などの水生植物が咲き、四季の移り変わりを感じられる。本場英国では庭は見るだけではなく滞在して楽しむもの。庭の好きな場所で読書をしたり、カフェでテイクアウトしたサンドイッチやケーキを食べたりして時間を忘れて過ごしたい。
宝塚市栄町1・1・57 TEL 0797・85・6210 10時〜17時30 分(冬季は〜17時) 3月15日〜6月5日は無休、それ以外の水曜休業(祝日の場合は開園) 大人600円、こども300円 |
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元町にこんな広大なお庭があったなんて! 神戸市の都市公園の中で唯一の日本庭園が、この「相楽園」。立派な門をくぐるとソテツと芝が迎える入り口は、どことなくエキゾチック。大きな池を起伏のある小道でめぐるスタイルは伝統的な「池泉回遊式」庭園ながら、そこには洋風の厩舎があり、ポッカリ広がる芝の広場もある。この和洋折衷ぶりは、洋の良さを積極的に採り入れた明治時代の気風。北野から移築された異人館「旧ハッサム住宅」も美しい。
神戸市中央区中山手通5・3・1 TEL 078・351・5155 9時〜17時(入園〜16時30分) 木曜休園 (祝日の場合は開園、翌日休)入園料・大人300円、小中学生150円 |
松に苔庭に枯山水、大きな青い蓬莱石…。古典的な手法を使いながらも開放的で明るい庭。手がけたのは近代を代表する作庭家・重森三玲の息子・完途。日本の庭をモダンに表現し、そこに現代彫刻がしっくりと融合する、まさに美術館にふさわしいアーティスティックな庭。地元の産業・酒造りに欠かせない「水」を白砂の流れで表し、茶庭の要素である飛び石を大胆にデザインの主役に…と、庭に込められた技巧を知性で読み解く愉しみがある。
伊丹市宮ノ前2・5・20 TEL 072・772・7447 10時〜18時(入館は〜17時30分) 月曜休館(祝日の場合は開館、翌日休)・展示替え期間休館 一般200円、大学・高校生150円、小中学生100円 |