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![]() ネッツトヨタ兵庫が毎月発行しているフリーペーパーFONTE。ここでは、FONTEで取り上げる、兵庫にまつわる様々な特集の一部をご紹介します! 今回のテーマは “カメラ片手に子どもと大人の淡路島探検” |
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夏休みの淡路島というと、何を連想しますか? 奥様方はハモを食べに行く場所。若者はデートスポットかもしれません。料理人は食材の宝庫だと言いますね。私は子どもの頃、家族で遊びに行くなら決まって淡路島でした。夏休みになれば、甲子園から出るフェリーに乗り、すぐそこに見える島にたっぷり2時間もかけての船旅。毎回退屈しながらも、逆に遠い国に行くような感覚になりワクワクしたものです。 今回は、大阪市在住の木下由紀彦さん、長男ゆうき君(小学4年生)、次男としき君(小学1年生)と一緒に、ぷらり淡路ドライブを敢行。今では豪快な橋を渡れば、すぐそこの島で、彼らはどんな夏休みを見つけたのでしょう。 震災10周年の今年、「淡路島アートフェスティバル2005」と銘打ち、さまざまなアーティストが島を舞台に作品を披露しています。子どもや大人も楽しめるワークショップや、島まつりなど、この夏限定のイベントも目白押し。主催者の淡路島アートセンター理事長やまぐちくにこさんは、「これを通して地域の魅力を再発見してもらえたら」と語ります。 今回訪れたのは、洲本にある「ムクノキ屋敷」。土堀に囲まれた長屋門、本家、裏座敷、離れ、蔵が1000坪の敷地にゆったりと配置。100年前に建てられた屋敷は、青く濃い草の夏の匂いが漂っています。 「うわっ!庭にたまごが!」としき君がさっそく屋敷で発見したモノは、転がっているように見えて実は展示物の『おばちゃんのタマゴ』という作品。屋敷には和紙に包まれたタマゴがいたるところに転がっています。昆虫や小動物が仲良く暮らしていそうな庭には、樹齢300年の大きなムクの木がすぅっと立っています。木の鼓動に耳を傾けてみたり、草むらでバッタを追いかけたり。普段は街中に住んでいる子ども達にとって、ここはとても新鮮な場所。この日屋敷の中では音民族というアーティストが、ムクノキ屋敷にあった廃材を使い楽器を演奏していました。お庭の土を掘ると見たことのない昆虫、ツバメの巣、はたまたお屋敷のトイレの形にも、子ども達にとっては新発見の連続です。 ひとしきり遊んだあと、富島港へ。近海で獲れる魚をおいしく食べさせてくれるお店、料理屋「いちじろう」にお伺いしました。まず魚の種類の多さに歓声。必ず食べたいものが見つかる料理の仕立ての豊富さに感激します。8月なら、脂がのっていて今が一番おいしいアナゴ。一口ほおばるだけでとろけてしまう柔らかさと、甘くてしっかりと舌に残る味に、これだけ食べに淡路へ来たい!と思うほど。「大橋を境に西東で魚のおいしさが変わってくる。ここで獲れる魚はどれも最高だよ!」とご主人の坂部さん。これは魚好きにはたまりません。 本当にきれいな海があるからこそ、いい素材が手に入る。阿万、多賀の浜、慶野松原など、澄んだ青いビーチも魅力的です。最後に立ち寄った室津の浜で、子ども達は海草遊びに夢中になっていました。大人にはなんだか懐かしい。でも子どもたちには、実はとっても新鮮な遊びと道具がいっぱいの淡路島で過ごす夏休みはいかがですか? |
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今日はたくさんの子ども達がムクノキ屋敷に遊びに来ています。都会に住むとこんな光景も新鮮。玄関の不ぞろいの靴に「昔、おばあちゃんの家でいとこが大勢集まっていたことを思い出すなぁ」と木下さん |
おいしそうなアナゴとにらめっこ。食べたいけれど、撮影するためしばらくおあずけ。まだぁ? | バッタびょんびょん。根元は昆虫の棲家 | ||
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うわーっ!ツバメ、ツバメ! | 天井に巣を発見。ヒナは見えないな。 | 木の根元にこんなもの。なんだろう? |
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